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シャーロック・ホームズ 2009英 ガイ・リッチー
19世紀末のロンドンはあんな状況だったこと。
映画の魅力のひとつです。
古い映画はその古さからリアルに、
現代の映画は、その時代考証とお金で実現させてくれます。
(古い映画で時代考証されているものもあります)
物語は、007かミッション・イン・ポッシブルかという感じ。
推理ももちろんありますが。
新しいホームズ像とシリーズ化が前提で作られているようです。
ここのところ最近の派手な映画を数本観たら、
変な疲れ方をします。
おもしろいのですが。
時の流れとともに映画も多様化していますね。
アバター 2009米 ジェームズ・キャメロン
とにかく見ておこう。ということで鑑賞しました。
これを作るのは大変だったろうな。が感想です。
今の技術はどこまでできるのだろうか?
見るものが追いつかないところで、
映像を留めているのか。
そんなこともチラッと感じます。
まぁ過渡期なのでしょう。
そして、これがあたりまえになるのかを、
注目したいですね。
ただどこまで言っても、
作品は精神です。あたりまえですが。
たくさんのジャンルがあって良いですし、
この映画は多くの人が観る内容でしょうから、
3D映画を普及させるのには、
こういう物語は良い選択だったと思います。
ウルヴァリン X-MEN ZERO 2009米 ギャビン・フッド
このシリーズのことは、
なにも知らないまま鑑賞です。
ミュータントものが好きなので、
そこは楽しめました。
それと映像が鮮やかですね。
昔のフランケンシュタイン等の映像とは、
リアル感が違います。が、観客というのはわがままで、
こういう映像に慣れると、凄いと思わないものです。
かえって、光と影の演出の昔の映像に新鮮さや
リアル感を感じてしまいます。
映像がここまできて、次に「アバター」が現れました。
ここからまた、進歩してゆくのでしょう。
金環蝕 1975日 山本薩夫
嫌らしい話を嫌らしく演じています。
遠めでみれば茶番なのを、
悪の当事者と、たくさんの傍観者は知っています。
それを打開しようとする少数の正義はつぶされます。
真実は公然なのに、平然と連綿に、
こんな馬鹿げたことが続いています。
この映画から30年以上経ち、
国民も慣れてしまっているようで、恐ろしいことです。
経済が縮小して立ち行かなくなって初めて変わるでしょうか?
それでは情けないですが、それでもその方が良いのかもと、
考えてしまいます。
今の世でも勇気があるジャーナリストはいます。
本当に応援してゆきたいですね。
真夜中の招待状 1981日 野村芳太郎
愛憎と執念で人が変わってゆくさまがみれます。
科学的と非科学的の両方が絡みながら、
人の心のもろさ、不思議さ、愛おしさがみられます。
薬の弊害が原因という部分は、
原作当時では、公害問題がまだかなり熱をもっていたのかもしれません。
それらだけでなく、薬害を憂いていた内容は先進さも感じます。
小林麻美ファンのための映画かな?
という雰囲気は多分にありました。
私はあまり知らなかったのですが、
かなり人気があったようで、当時のファンは必見の作品だったのでしょう。
最高殊勲婦人 1959日 増村保造
見所が多い映画で楽しめましたが、特に3つ
1、 長女が影の主役
2、 風刺が見事
3、 今観て価値がまたある
1、 なにもかもイメージできているかのごとく、
実は天然の長女が、インパクトありです。
生きる原点を語ってくれます、。
特にラスト近くの数秒は、まさに、生き方を語ります。
2、 コメディに現していますが、結構痛烈です。
人がひとりでいるときと、集団になったとき、
起こりうる、でも、えっということが
描写されます。
人間が好きというメッセージが嬉しい作品ですね。
ちょっと余談・・・
若尾文子が綺麗でかわいいし、川口浩も存分の持ち味です。
(脇を固めた人たちも善循環を感じました)
3、50年封じ込められた箱を空けたら、
そこには新鮮な物語がありました。
今も色あせないどころか、今観るから勇気をもらえます。
若い日本が封印されています。
私が生まれる前ですが、
幼いころ、こんな雰囲気があったことを、
忘れてしまったまるで鮮明でない記憶を呼び起こします。
決して裕福ではない、劇中今よりもかなり高いエンゲル係数もある。
けど、日本には勢いがあります。
これらと触れるだけで価値ありです。
映画の素晴らしさ、きつと誰も予想していなかった
映画の価値を感じました。
雨ン中のらくだ 立川志らく
「赤めだか」の対本の要素は、ファンサービスで、
談誌論、落語論、もっと大風呂敷を広げて芸能論です。
コアな落語ファン、ちょっと変わり者の落語ファン、
とりあえず私は良い本だという感想です。
落語界で誰かがやらなければならないことを、
立川談誌がやりそれを志らくが継いでゆくのでしょう。
氷山の一角の理論をここでも再認識です。
この目を持つことが大事ですね。
志らくの落語を観るときここに注目です。
ディア・ドクター 2009日 西川美和
ウソもつき通せたとしたらウソではならなくなります。
そこには大変な努力、
もしかしたら、ウソをつき通すにはそれ以上の努力がいるからです。
そのために頑張っても、
だけどどうしようもない、かなわないことがあったら、
さっさっと白旗あげて逃走するのも潔しです。
主人公は隘路にはまっていたのかもしれませんが、
必要とされてしまいました。
幸運にも恵まれ、村と蜜月でした。
ただ、破綻はいつも頭に描かれてしたことでしょう。
だけど無駄あがきを続けました。
なにかそれが、自分だけのために思えなくなって来ていたのでしょう。
無医村を背景に、人間の性を表現している作品ですが、
男のロマンを感じずにはいられませんでした。
敗北を経験しながらも、もう一度真剣になる様は、
男がいつも心に秘めていることだからです。
活弁シネマライブ
チャップリンの無声映画に、
弁士と生演奏で楽しむイベントがありました。
弁士は澤登翠さん、ギターとフルートの生演奏です。
昔 無声映画をこうやって楽しんだのは日本独特の映画文化だったそうです。
初めての体験でした。
今までの無声映画とはまた違った魅力があり、
当時は、弁士が誰かでその映画の人気も左右されたことでしょう。
弁士は決まった台詞を言うのではなく、
その場の空気と時事絡めて、個性的な表現をしていることが伺えました。
<番頭 1916 22分>
チョイ悪で子供っぽいチャップリンが様々なドタバタ、
めぐりめぐってハッピーエンド。
とお決まりのパターンですが、そこも楽しめます。
チャップリンのアクロバティックな技と
パントマイムが素晴らしいです。
時計を壊す。その時計が動き出す。
このシーンは後の作品の片鱗が垣間見ることができました。
<冒険 1917 20分>
アクションが野外から海から室内まで繰り広げられます。
リズムがよく、また、チャップリン自身の演技に圧倒されます。
喜劇役者やアクションスターにも多くの影響を与えたのがわかります。
高野虎市が出演しているのも見どころです。
<放浪者 1916 22分>
冒頭はチャップリンを期待するファンサービスで
始まり、本題へと入って行きます。
短編ですが、物語の構想もすでにかなり緻密に
行われていることがわかります。
短く短くでこれだけ伝えられる、
台詞が最小限でも伝わる。映画の凄さですね。
この映画も、
喜劇だけ、アクションだけでは終わらない
物語に主張を込めています。
3月の治作
<白魚ともずくの酢の物>
おいしい白魚を食べると、
三木助の落語の枕を思い浮かべます。
おいしいという条件付きですが。
うるい、浜防風と春がそろっていました。
そして酢がうまい。
<ふきのとうご飯>
「春だねぇ~」
香りが漂います。
旬のものを食べれる嬉しさありですが、
それを感じることができる有難さがありました。
<お造り>
アカイカ これぞイカです。
イカらしいイカを食べられる機会がないことに
気が付きます。
ヒラメ 不覚にもワサビと醤油のつけ方が甘かった!
想像以上に旨さを秘めているヒラメでした。
ウニ もちろんミョウバンは使っていません。
人間の感覚をあまくみないでね。
と世間に言いたいです。
マグロ キメが細かいんですよね。
そして口の中に甘さの余韻が続きました。
<すっぽんの茶碗蒸し>
この茶碗蒸しがひとつのことを教えてくれます。
茶碗蒸しは料理ではなく、
茶碗蒸しは料理法だと。
本物は原則を語ります。
もう一杯食べたかったなぁ~
<とり貝の酢味噌和え・酢じめのアジの卯の花和え・蛸の桜煮>
そして和え物2種は春そのもの、
そして蛸、なんで蛸は火充分通っていても生でも、
その美味しさの顔を見せるのでしょうか。
<天ぷら>
これも春です。
稚鮎、うど、竹の子、タラの芽、そらまめ、行者にんにく。
ご愛嬌で「ほしいもの天ぷら」も、
ほろ苦味、ほろ甘さ、ほろ素朴さ がおいしいし、
塩と木の芽味噌でお好みにできるところがgood
<焼き物と煮物>
桜鱒 まず綺麗なことで合格です。
味付けと身のほぐれ感触がマッチ、
私的には皮がやっぱり美味しい!
むつ これだけでは食べられません。
酒と一緒も良いのですが、
ご飯と一緒でさらに美味!
甘鯛 いつも勝負になってしまいます。
眼肉がおいしいよ、頬肉がおつだよ。の世界です。
骨までしゃぶりつきます。
<炊き合わせ>
ストレートな魚料理の後だから、
一塩なのです。
格闘の後 胃にやさしく、脳に満足を与えてくれました。
<すっぽん雑炊と笹団子>
今日の流れで待ってました!です。
今日の〆はこれしかありません。
たまごが合います。そして、器に映えます。
(写真がないですが)
デザートは笹団子、風味があり、
小豆の上品な甘み、そして消費期限です。
「春は美味しい」今月の治作でした。
日本料理 治作 http://www.shizuoka-jisaku.jp/