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キャラメル 2007レバノン/仏 ナディーン・ラバキー
レバノンという国はアラブであり、
フランスの香りもする国であることが伺えました。
映画が語る力ですね
物語の舞台は、どこにでもある美容室件エステサロン(ベイルート)。
オーナー、スタッフ、常連のお客、ご近所さんの
いずれも女性の日常の悩みとともに話が進みます。
落語ではしばしば床屋がでてきます。
そこは庶民が集まって、ワイワイガヤガヤしています。
そんな雰囲気があります。
男と女の違いはあっても、床屋(美容室)って、
他愛もない日常が、多くの人の人生が集うのでしょう。
それぞれの解決したようなしないような悩み、
あたりまえの映画のようにそれぞれが成長して
終わるわけではありません。
だからそこには余韻があり、
女性の強さを感じます。
女性は強い、泣くだけ泣いたらすぐに立ち直るし、
たとえ仲が悪い友人とでも、その場では真剣な友情があふれる、
女性の人間味を感じました。
ユニヴァーサル・ストーリー 1996米 デヴィッド・ヒーリー
ユニヴァーサルスタジオの80年の歴史が、
とても多くの映画の断片と、USとかかわりが深い監督や俳優の語り、
撮影風景や貴重な未公開映像が映し出され、
映画ファンなら嬉しいシーンの連続です。
映画仲間達と観たのですが、
中には紹介された映画のほとんどを、
9割を観ている兵もいました。
映画史の一側面や、アメリカ社会と映画との関わり、
時代に受け入れられた題材やジャンルも追えて興味深く、
時に頷き、時に関心しながら楽しみました。
心中天網島 1969日 篠田正浩
心中が厳しくとがめられていた時代があったことは、
それだけ心中が多かった証ですが、
どうして心中するのか?
その感覚はわかりようもありません。
男と女郎が愛し合い、
どうすることも出来ず死ぬ。
現代ではこの状況で死を選ぶことはありません。
でも、死を求め、悲しいけれどそれで幸せを選びます。
死ぬしかないとまで想いが強まる凄さ。
これは、現代と当時の人々の違いが鮮明になります。
それは変わらない部分もクローズアップさせます。
この映画で、とてもうまく描かれていました。
黒子が進行を示唆するシーンや、
けっしてこっていないセットと照明も雰囲気があり、
役者陣も気が入っています。
特に、加藤嘉、河原崎しず江の両親はとても良かったです。
岩下志麻も今まで観てきた感じとは違う名演でした。
バリステック 2002米 カオス
女性版のターミネーターかランボーかな?
とにかく物がたくさん壊れました。
ストーリーもなんとなくわかっていれば
それでよし、で見れる映画でした。
とても大事な人を失う、
この物語では、夫、妻、子供ですが、
どういう別れをするかは、人生において重要で、転換点になります。
子供に先立たれる気持ちはわからないし、わかりたくない気持ちです。
妻との別れは、やっぱり覚悟しなければなりません。
そんなことを思わせてくれました。
乾かない、とほほ
日本海側の冬のお天気を思わせる ここひと月です。
昨日も夕方から雪、強い風が夜中中吹いていました。
(ほしいものビニールハウスが飛ばされないかと心配)
「ほしいもを作るな」とお天道様に言われているようです。
もう少しで今シーズンの加工終了で足踏みの農家が何件も、
そして大幅に遅れて、春の作業に取り掛かれない農家も。
気候が変わって来ているのを感じることが多いこのごろですが、
果たして?
今年だけの異常なら良いのですが。
すべては宇宙の采配 木村秋則」
この手の本を出版するのはなかなか勇気がいることです。
著者の農業功績が広まり、無条件で応援してくれる人たちが、
支えてくれるようになったから出せたのかも知れない、
なんて考えながら読みました。
私自身は、これらの不思議なことは、
信じるし信じないというスタンスです。
神さまと同じで、信じることにより、
自分の戒めになれば良いと思っているし、
妄信しなければ不健康でないと考えています。
著者の自論の
「目に見えていることだけ見ていても、本当のこと、真実はわからないのです」
とても共感というよりも、深くわかりたい言葉です。
有機農業で「ほしいも」を作る者として、
本当に人のためになる「さつま芋」を作るためには、
表向きの無農薬などを考えるよりも、
追求する根本をもっと考えるのが先決で、
唯一の道だと教えられます。
カティンの森 2007波 アンジェイ・ワイダ
ドイツとソ連に蝕まれたポーランドの戦中から戦後、
カティンの森を軸に、軍よりも一般市民の目から描かれます。
主は両国の占領下の戦中ではなく、平和が訪れた戦後です。
平和が訪れていたはずの、自由だと、開放された戦後には、
ポーランドの人々はどうやって生きてゆかなければならなかったかです。
戦中の生存の危機から脱した後は、
もうひとつの生存、
精神・人としての誇りの生存の危機が待ち構えていました。
ワイダ監督が世界にみせたい戦中戦後のポーランドを、
軍人の家族を通しての表現は、登場人物が多種に渡り、
少々わかりづらかったのは正直なところですが、
それぞれの立場からの表情や態度、重い台詞からの問いかけで、
表面の人間関係をわからせることを優先させなくても、
語らなければならない切実感を強く覚えました。
ひとりひとりの日本人が今、自由をどれだけ感じているのかは、
それぞれの感覚ですが、これは過去の莫大な遺産であることを、
改めて知ります。そして、それは守らなければ、
守ろうという自覚がなければ消えてしまうものだということも、
ワイダ監督は示唆しているようでした。
長谷川等伯展
やっぱり行かなければなんにもわかりませんね。
天才はいるものだと痛感。
人間業ではない作品が何点もありました。
「松林図屏風」は日本人であれば誰もが誇らしくなるのではないでしょうか?
そして、日本人でなくてもきっと引き込まれるでしょう。
仏涅槃図もよくぞ成し遂げた作品です。
個人的には、千利休がよかったですね。
あとは虎と猿。
混んでいるのを覚悟で行ったのですが、
本当に覚悟で行った方が良いです。
でも観て本当に良かったです。
フーデックス2010
食を扱う者としては、このイベントははずせません。
普段 浦島太郎しているので、
1、 世の中を知るのと、
2、 仕事にかかわる新ネタ探し、
3、 仕事にかかわる問題解決、
この3点のヒントがあります。
それと毎年のトレンドの変化と、個々の業界の勢いの変化も
感じられます。
半日でへとへとになりますが。
女は二度生まれる 1961日 川島雄三
生まれてから、身近に接する環境の中にしかいなければ、
その環境は自分をつくる全てで、良いも悪いもなにも、
他の環境があることすら想像できません。
生存できるのにあえて、そこを飛び出す必要はありません。
隣の芝生が青く見えるのは、
視ることができるようになってからの話です。
この物語の主人公は、
自分が生きて来たことに始めて疑問を持つことができた。
その時点で終了しています。
傍からみれば可笑しな生き様とわかることも、
当人はそんな感覚はありません。
だけど自分に違和感を覚えました。
ただ、それが果たして幸せにつながるかと言えば
別の話です。
なんだ、全く今まで生きてきた自分と同じではないか!
とても根源的なことを描いている作品です。