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いもたつLife

つぐみ 1990日 市川準

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薄命の主人公はわがままに育ち、悪態をつく美少女に成長しました。
その悪態が許せないほど。というところからスタートします。

最初は強度の人格障害者くらいの描かれ方です。
それがだんだん許せるかもしれない、悪態ぶりに描かれます。
その変化がみていて心を和めてくれます。

主人公が変わるきっかけは、恋人と飼っていた犬ですが、
変わりたい時期だった。が本当のところです。
最初と最後では、一見同じいたずらも、違う本心があります。
それを受けるもう一人の主人公の友人も、同じく変化(成長)しています。

絶望で生まれたというイレギュラー以外は、
凡々とした日々にドラマを少し交えています。
包み隠すような成長物語なのかな?と感じました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月23日 07:12

会議は踊る 1931独 エリック・シャレル

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水戸黄門的な演出は心地よく、ゆったりした流れの中に
ひたることができます。

トーキー初期の「巴里の屋根の下」ではシャンソンと、
トーキーの手法の先進さで、フランス映画の良さを感じたのと同じように、
ドイツ映画のトーキー初期のこの映画は、ミュージカルを思わせる楽しさと、
垣間見る硬派なストーリーにレベルの高さを感じました。

ウィーン会議の世界観がもっとわかっていれば
もっとわかることがあったでしょう。

大陸ヨーロッパと島国日本の根っからの気質の違いや、
島国イギリスは孤高の条件があったこと。
ギリシャ、イタリアも当然ヨーロッパの主役ですし、
足をのばせばエジプトがキーで、
大航海時代の主役のスペイン、ポルトガルもまだ幅を利かせていた時代です。

知識不足を嘆くのをおいておいて、
日本ではわからない気持ちを映画からもっと汲みたいし、
日本のよさもわかりたい。
それを後押ししてくれる楽しさがこの映画にはありました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月22日 07:11

スティング 1973米 ジョージ・ロイ・ヒル

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普段から、頭なんて良くない。と言っていながら、
知的な詐欺をみせられると、頭を回して探ります。
そして、物語について行っているかを心配し、
知的な詐欺ができるかシュミレーションしたくなります。

とても良くできていて、結局注意深くみていても騙される結果になりましたが、
楽しめました。

どれだけ格好良くやるか、スマートにやり遂げるか。
という表向きだけでなく、真剣なシーンがあり、脚本もシリアスを逃さない、
から上手くはまり、楽しめました。

できそうでできない脚本とシーンが続きました。
狙った獲物を騙すために大掛かりで仕掛け、
獲物が去ると、「お疲れ様」騒ぎは、痛快です。
良い仕事を段取りするお手本のようでした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月21日 07:00

カサノバ 1976伊 フェデリコ・フェリーニ

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舞台劇を映画観ているような感じです。
音楽、衣装、メイク、小道具などが合っいるんですね。
限られた箱の中で熱い舞台が演じられているようでした

ストーリーや、表現したいことは、心に響くかどうか。
映画として好き嫌いが分かれそうです。
表現がまじめそうで、意図してずらしているので、
しっくり来ないというのが個人的な感想です。

(人の内面をえぐっている。ように映りました)
(その真意が汲みとれていないのか、言葉にできません)

白々しく女にモテル男にカサノバがみえました。
けれど、あまりにも女を真剣に愛する様に、
超人的な人間性がみえます。

女にモテタイけれど、なかなか。
というのが、多くの男の実態でしょう。
人(男?)は過度を求めがちですが、
それは過ちで、ほんのちょっと欲望がかなえば、
それが最高なんだ。ということをしみじみと感じた映画でした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月16日 07:29

サボタージュ 1936英 アルフレッド・ヒッチコック

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少年=妻の弟の一件が、ヒッチコックらしくない!
という物議がある作品です。

子供はおいておいて、工作員の夫=主人公と、妻=こっちが主人公?
のラストの心理がヒッチコックらしく楽しめました。

妻が夫を殺害したのは、故意か、偶然が後押しをした故意か、
夫が殺されることをある程度望んだのか。
この考察が面白いです。

妻は殺害の後も弟の幻影をみます。
恋人役の警官に引き止められても、自首を強行します。
殺害直後のカナリヤの鳴き声も気になります。
妻は夫との生活自体から逃れたい意識がずっとあった、
それが殺意につながっていたような気がします。
私が望む解釈ですが。

みかけは、妻の罪が表でないハッピーエンドですが、
妻は殺意があった以上救われません。
このあたりは、他のヒッチコック作品と異なる展開でした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月15日 07:22

三人の狙撃手 1954米 ルイス・アレン

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三人の狙撃手が、引退したFBIの老人宅に篭城して、
大統領の暗殺を企てます。
家には、負傷した保安官、老人、
国のために犠牲になった(多分FBI)夫=老人の息子の妻と、
勇敢なその息子、他。
というメンバーです。

人質を縛らないなど、不可解な点はありますが、
スリルがあり、駆け引きがあり、面白いです。

型どおりのストーリーの中に、
銃に関することと国のために尽くすことの考えが、会話で語られます。
銃社会のアメリカの実情は傍から口を挟めないことが多いですが、
国と個の、日本とアメリカの違いがよくわかります。

社会がある以上、問題が起こり、解決したりしなかったり、
そしてまた問題が起こりを繰り返します。
人は社会の中でどう影響されているのか?
国や時代や世代、家庭環境に影響されています。
立ち止まって自分自身を知ることが大事だと、
主役のフランク・シナトラのこの映画での生き様をみて感じました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月14日 15:50

シンドラーのリスト 1993米 スティーブン・スピルバーグ

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公開時に劇場で一度鑑賞しました。
ショックと感動がありましたが、もう一度みることはない、
みたくない自分もいました。
その代わりと思ったのでしょうか、CDを購入し、
何度も繰り返し聞きました。

今回映画友達とみる機会があり、みました。
この機会がなければ二度とみなかったでしょう。

歴史を振り返ると、生まれてから死ぬまで平和でいられるのが、
奇跡かもしれないと感じることがあります。
それを奇跡としないために、人が変化する、
そうなるかはわかりませんが、そのために世界中で、
きっと何かがおこなわれているのでしょう。
(ノーベル平和賞のオバマ大統領も?)

この映画もそのひとつだし、
二回目を鑑賞した自分もそのひとつのように思えました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月13日 07:50

立ち食いそば的なラーメン

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とんこつラーメンの店に行くと、
立ち食いそば的なリズムを感じます。

食券買って、麺が細いせいかすぐ出てきます大抵どこも。
替え玉を頼む人が多く、また、すぐ出てくるリズム、
食べる空間も仕切られた空間の店があったり、
そうでない店もそれと似た感じだし(私だけかな感じるのは)

回転率が高いのは店に入る気楽さになります。
ただメニューが限られているので、飽きられてしまいそうですが、
それは余計なお世話でしょうか?

そんなことを考えながら食べました。
ちなみに替え玉は注文しませんでした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月12日 11:19

治作 09年10月

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銀杏
翡翠のように美しいのは言うまでもないですね。
「とうくろ」という銀杏だそうです。
私的な好みですが、素のものの味がとても好きになってきている中
嬉しい一品目でした。

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定番ごま豆腐とししゃもご飯をはさんでお造りです。
絶品ごま豆腐はいつもどおりで凄味なのですが、
今回はわさびの種類が変わっていました。
銀杏に劣らない綺麗さです。

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さより、たいら貝、黒鯛、マグロ
毎度のことで酒が進んで困ります。
(ちなみにこの日は、菊姫鶴の里20by)
どれも美味しいのですが、今回はさよりに軍配。
黒鯛、マグロを寄り切ってを考慮に入れて、
このさよりの美味しさを想像してください。
もちろん たいら貝も大きく頷く味でした。

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柿の白和え、イクラのおろし和え、栗の渋皮煮、ツブ貝、からすみ
和え物ってマジックです。何で全部が単品より美味しくなるのでしょうか?
栗は秋、ツブ貝とからすみで最初の鶴の里2合が終わりました。

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牡蠣の天麩羅、むかごとひしの実の素揚げ
むかごは、ねっとり甘くその甘さが自然で、
ひしの実は、大好物。素揚げにするとその良さが活きています。
牡蠣は、
フライも牡蠣の料理として優れているのですが、
天麩羅は、牡蠣そのものの旨さを味わえます。
また、食べ終わると見える器が秀逸です。
にくいですね。

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すっぽんの肝とたまご
人によってでしょうが、
私は好きです。
感想を書きたくないほど好きです。
生きていたものから、生きてゆくものが授かった。

単に食べることを流していることがいつもです。
そこからちょっと離れることができる気がします。

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すっぽん鍋
静岡でも鍋の陽気になってきましたが、
「治作のすっぽん鍋」となれば、
そんなこと関係なしで食い気がおこります。
(食べる)
(食べ終わる)
「はぁ~、満足です」

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すっぽん雑炊/さばのへしこ茶漬けも
最後のご飯でこんな贅沢をしたらバチがあたりそうです。
すっぽん雑炊とタメを張った茶漬け、
すっぽん雑炊は、素材のチャンピオン
へしこ茶漬けは、日本人が好きな茶漬けにすることができる素材
のチャンピオンです。
どっちもおもわず「ありがとう」です。

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栗蒸し羊羹
羊羹は日持ちする食べ物ではありません。
「こういう羊羹を食べて欲しい」と考えて羊羹を作ればですが。

甘くすることをご法度にしたのではなく、
甘くしない方が、栗も餡子もおいしくなるからできた味です。
最後に甘さが主張して余韻が良いんです。“この憎さ”

今回、秋を堪能しました。
治作さんありがとう!

【いもたつLife】

日時:2009年10月11日 18:02

巴里祭 1932仏 ルネ・クレール

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ルネ・クレールの悪人は、タイムボカンの悪人と重なります。
本当の悪ではないから。
火付け役みたいな人も、皮肉屋も、街の迷惑掛けられた人の対応も、
嫌味がありません。

人々から愛らしいオーラを感じます。

雨に意味を、花売りとタクシードライバーに意味を、
酔っ払いのおっさんに意味を、雨宿りしている家の住民に意味を。
ルネ・クレールの映画は楽しさを演出してくれます。

もうひとつ、
アナベラがとても可愛い。
北ホテルを先に観ているのですが、北ホテルの綺麗さとは違う
可愛いアナベラです。
五つの年の差もありますが、表現力の、
五年の力量の蓄積も感じました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月10日 08:19