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ぶっつけ本番 1958日 佐伯幸三

テレビのない時代にあった「ニュース映画」、
そのカメラマンに生涯は、目の前に起きていることを、
どうやって民に伝えるかだけを考えていた人生でした。
自分の興味が主ですが、これを知りたいはずだ。
伝えなければ。一筋でした。
映画ニュースの速報性はテレビへと移っていったことでしょう。
現代も報道は報道側の思惟があります。
映画ニュースはテレビでは伝えられない真実を伝えることに、
作り手は誇りをかけていたのではないでしょうか?
時折挟まれる戦後の日本の映像は、ニュース映画の断片でもあり、
その頃の日本の若さでもありました。
現代の報道は、残念ながら、年老いたものを感じずにはいられませんでした。
にごりえ 1953日 今井正

明治に生きる三人の女性の悲哀の映画3作です。
三人の女は皆、抜け出せない空間に身をおいています。
閉塞感の中で悩み苦しんでいます。
「十三夜」
月夜の明るさは、女の現状の華やかさの部分でしょうか?
何不自由ない生活の中には、
名家の嫁としての待遇ではない扱いの卑劣な夫がいます。
そんな日々実家に帰りますが諭され嫁ぎ先に戻る途中に、
存在を認めてくれる男(幼馴染)と偶然にも出会います。
このひとときは、これからの女の生活に希望になるのでしょうか?
つらい日々に戻る関所のようでもありました。
「大つごもり」
まじめにまじめに、一生懸命に働いて、
主家にも養父母にも尽くしている女が間がさします。
情状酌量もあるし、天が許した過ちなのですが、
どこまでも悔いてしまう女です。
これを乗り越えることができるのか?
「にごりえ」
女は生後に生きる道を選ぶことが許されない最期でした。
傍から見ているといつでも羽ばたけることができる女なのに。
何が女を縛っているのでしょうか?
三人ともに強い女性です。
でも、もろくも崩れそうな所で生きています。
女の繊細な生き様は男の私からみると崇高に感じました。
銀河系 1967日 足立正生

自分は知っているが、他人は知らない自分。という印象でした。
そしてよくわからない。
時にシュールレアリスムも感じましたが違うようです。
主人公自身の目線のカメラ、わざと揺れるカメラ、
時折写す餓鬼の絵、カラーとモノクロの変化。
様々な手法がとられています。
実験的な映画でもあったのでしょう。
アルジェの戦い 1966伊/アルジェリア ジロ・ポンテコルヴォ

ドキュメンタリーかと錯覚するリアルな映像は、
特に終盤、市民が蜂起する所は圧巻です。
映画のほとんどは独立開放運動の主導者を映し、
倒れる様です。
この戦士達がアルジェリアの独立を進めたのは
間違いないのですが、英雄としては描かれていません。
2年後何故か市民が堰を切った時から独立への道が開かれます。
歴史の中に放り込まれた2時間でした。
ヴェネチアでグランプリが決まった時、
参加していたフランスの映画人達が帰国してしまったそうです。
しかし、この映画はフランスの植民地政策だけを撮った映画ではありません。
植民地支配の終焉を歴史に忠実にとどめた作品です。
人が残した真実を記録した映画です。
避暑地
小淵沢にいたのですが、涼しい!
干し芋産地よりも、もっと過ごしやすかったです。
(ほしいも産地は海風が涼しい)
でもアスファルトが多いところは照り返しで暑いです。
日本の夏はエアコンなしではいられない風潮がありますが、
都会化が暑さを増長していることをここでも感じます。
とにかく、猛暑日でも畑では、(ほしいも用のサツマイモ畑)
日差しを遮れば(麦藁帽子などで)草取りくらいの農作業ができます。
(風があれば文句なしで)
今更ビルもアスファルトもなくせはしませんが、
このままで良いのかを考えてしまいます。
マクロビオティックの畑
学生が授業の一環として栽培している畑です。
授業の一環ですから、
さすがに手入れが行き届いています。
実験畑なので、小さい面積なのでしょうけれど、
うまく設計されていることに歓心です。
多種類の野菜を組み合わせていることもそうなのですが、
カボチャを畑の外に逃がしているところは、
作付け段階で、ピークの畑の姿をちゃんとイメージできていたことが
伺えました。
農業学校ではないので、ちょっとした驚きです。
専門のレベルは、
「モチはモチ屋」でなければわかりませんが、
個人でも法人でも、些細なところにその片鱗て現れるような気がします。
自然農の田んぼの草取り
正確には草置きでしょうか?
根こそぎではなく、根元から草を刈って、田んぼに残します。
草を残すことは、次の草が伸びる抑制になるのと、
田んぼから奪わない=これらも田んぼで生産される肥やしだから。
という考えからです。
しかも、
畝(うね)の間の草取り(草置き?)は、
田んぼ全体ではなく、一畝ごと交互に行います。
半分は残すということです。
それは、草以外の生物の生息地を残すという考えです。
今回もたくさんのことを教わりました。
ここに泉あり 1955日 今井正

理想では食べられない、でも何故か自分は大丈夫だと思い
それを追います。けれど、
音楽で身を立てることができるなんてほんの一握りです。
クリアしなければならないたくさんの障害を越えるのには、
プロになれる音楽センスだけではダメでしょう。
この楽団も、必要な音楽の才能という必要条件も、
マネジメントという十分条件も欠けていました。けれど、
成功とまでは行かなくても、身を立てるまでは行かなくても、
何とか食べて行かれるまでになれたのは、何のことはありませんでした。
音楽を聴かせたいという想いを楽団全員が心から心にしみる体験をしたからでした。
人が集まり、ひとつのものを愛することができることの貴さを、
様々なオーケストラが奏でながら描かれた良い映画でした。
アサヒ宵音
ここのところアサヒビールの新商品が続いているようです。
たまたまコンビニでアサヒの新商品を見かけているだけなので、
他のメーカーも出しているのかもしれませんが。
ドイツのボックビールのような味わいです。
大多数に販売を考えていないでしょうから、
割と造りたいビールを造っているのかな?
という印象です。
それともこの手のビールが日本人全体が求めているのか?
だとすると嬉しいですね。
アンデックスヘル

ほろ苦く、でもほろ甘い!
シャープな飲み口と甘い香りと風味があります。
大麦にもたくさんの味わいがあることがわかります。
ホップが利いて苦いけれど旨いビールです。
暑い日にゴクゴク飲んだら最高!
だけどじっくり味わわなければもったいない味です。
淡い色のビールです。
タイプ:ヘル

