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浪華悲歌

主人公のアヤ子だけが、自分にとりついている病(ゾンビかも)
があることを知っています。
その病の原因は、家族にあるのに、家族は気がつきません。
(臭いものに蓋をしている自分に通じます)
家族だけが最後の崖っぷちを凌いでたどり着いた
安息の地だと思っていたのに、あて外れです。
家族のために染み付いてしまった態度に嫌悪されたからです。
代償なのに。
アヤ子の行動の「何故?」に注意を向ければ違う真実が浮かぶのに、
それを気づく土台がないことがキーです。
日常はそんなものです。
この映画は犠牲を払ったアヤ子に焦点があてられています。
そのアヤ子の行動は小さい世界では絶賛されるのですが、
(家族も認めないので、絶賛しているのは私だけかも知れません)
現実では非常識です。
個人差はありますが、
やりきれない想いをもって生きている時があるのがのが誰しもでしょう。
それを現実として赤裸々に現したこの作品でアヤ子が家に帰って来た時の描写の、
私の印象は、
「当然努力を認められたいさ」
「でも無償の愛もあるさ」
「家族でしょ」(家族団らんを求める)
「やっぱり帰る場所はここ」
「(赤ん坊のように)無防備になりたかったのに」
それらが見事に裏切られます。
これは、家庭でのことと限られません。
生きる上で出会う時の条件ではないでしょうか。
家族でさえこうなのだからということを自覚することが第一歩です。
70年以上前の映画ですが、
シチュエーションもとてもモダンでした。
(この舞台背景はとても先進的でしょう)
それと同じで、今生きることの「生き方」を考える質問を現代にも投げかけています。
そして、「私と同じよ」と笑っているアヤ子をイメージもします。
フーデックス2009
国内でも最大の飲食料品展なので、毎年1日かけて回ります。
計4日開催の二日間が過ぎた時点ですが、
今年は来場者が少ないとのこと。
親しい出展者から聞きました。
これも不況の影響でしょうか。
今回感じたのは、
ますます個を満たす商品が提供されていることです。
酒呑みとしての感想は、
焼酎が相変わらず元気です。
それとイタリアのオーガニックワインがおいしかった!
稲妻

特異な家庭で生まれた女性が、自分の宿命を受け入れる話でしょうか?
少なくとも私は、主人公と心が重なりました。
これまでの人生を思うと。
これほどまでに、特異な家庭環境ではありませんが、
生まれてきた時点での、自分の境遇を不満と感じたことはあります。
「なんて身勝手だったのか」と振り返り情けなくなることがありますが、
“同じことをしている自分がいます”
だからこの映画は不変です。
家庭環境の特異さはありますが、
それ以外は、本当によくある設定ばかりで、押してきます。
そして、主人公が理想ととらえる兄妹が現れます。
よくできたシナリオだと感じました。
舞台恐怖症

真相はどうなっているのか?
鑑賞中ずっと考えさせられます。
最後のドンデン返しに賛否あるようですが、私としては、
充分サスペンスではないかと思います。
ストーリーから推理が多方面に展開されますが、それも楽しいです。
それよりも個人的に楽しいのは、娘と父の関係です
やりとりもよければ、ツーカーな関係も羨ましく、
また、察しがよく、実行力もユーモアもある父親は、
ある意味の理想型です。
世の親父が娘に相手にされないのは、
魅力を磨いていないで、「おやじだ!」と胡坐をかいているからだと、
しみじみわかります。
怒りの葡萄

100年に一度の大不況という話があちこちから聞こえます。
その前回の大不況のアメリカ中西部の農家の悲惨さが描かれています。
資本主義というシステムがうまく機能できていないから
今も含めてこういう状況に陥るのでしょうか?
経済学で研究され尽くされているのでしょうが、
生き物のように、また、歴史が繰り返すように、
悲惨な状況が訪れます。
自然と調和して永く生きてきた先住民が
本当は現代人よりも生きる術が体にしみこんでいたのかも知れません。
ミソサザイ
小さい野鳥です。
野鳥として一番小さい部類だそうです。
籠の中で動き回っています。
そういえば、昔飼っていたハムスターも
小さいほうが忙しなかったような。
“なんて落ち着かない奴だ”と眺めていると、
“毎日毎日、せかせか、せかせかとしている自分”も
“この籠の中の小さい鳥と同じかもしれない”
とショックを感じました。
キビタキ
黒と黄色の綺麗なコントラストの野鳥です。
好きな人や詳しい人なら当たり前に知っているのでしょう。
米の仕入先にいるので知りました。
名前を覚えるまでに5回は聞いたでしょう。
野鳥ですから、見たことも聞いたこともない、
馴染みがないからです。
犬や猫はたくさんの種類の名前もわかるし、見分けもつきます。
考えてみれば、それらができる犬や猫は野生ではありません。
こんなところで、自分の活動範囲を知りました。
蔵見学
久しぶりの菊姫の蔵見学でした。
吟醸酒の仕込みは終了していましたが、
他の酒はまだ仕込み中でしたので、
米麹造りから、酒母、醪(もろみ)、搾りとひと通り見学できました。
おおまかな酒造りはわかっているつもりですが、
実際に見学すると、複雑な行程ながら、自然の流れの中で
日本酒が生まれてくることがよくわかります。
そして奥の深さも。
もっと勉強して、また、行きます。
加賀の露
菊姫から6月蔵元出し予定の新しい酒です。
“山田錦100%”の米焼酎です。
注目は、高級原料の米焼酎ながら、
リーズナブルな価格での提供の点です。
菊姫には、同じく山田錦だけが原料の焼酎「加州剣」がありますが、
こちらは焼酎というよりも、
それ自体の味わいを楽しむコニャックのような存在でした。
(アルコール度も41度です)
加賀の露はアルコール度25度で蔵出しです。
山田錦の旨さが乗っかっている焼酎です。
「香りが良くて、口当たりも優しい、まろやかな味わいです」
焼酎好きの晩酌用にもってこいです。
発売までもう少々お待ちを。
生きる歓び

「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンとはうって変わった役柄です。
同じ監督で同じ年の製作で違う役柄が楽しめます。
1920年代のイタリアを背景としています。
ファシストとアナーキストを中心とした喜劇ですが、
20世紀前半の国家や個人の精神感が描かれていますから、
単に「わっはっは」という映画ではありません。
平和や自由を強力に前面に謳うのは、どこかずれているそんな気がします。
個人が優先するのは、安全であり、食べることであり、愛する人と一緒にいたいことです。
それと、むやみに人を傷つけたくないことです。
平和と自由を考えさせる要素を入れた喜劇でした。
アラン・ドロンが旗を掲げに高い塔へ登るワンシーンがあります。
シリアスな映像です。
アラン・ドロンはアクションもスタントマンを使わないという話を聞いたことがあります。
スリルがあるシーンです。もしかしたら見どころのひとつかもしれません。

