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ブログ 今日のいもたつ

闇の子供たち

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映画を見ながら、直接ではないけれど間接的に、
ほんのちょっぴりかもしれないけれど、
自分も子供たちの虐待に加担しているかもしれない。
そんな気持ちがずっと心の隅にくすぶっていました。

結局主人公はそんな私の考えの象徴で、
その加担が信じられない大きさだったために
生きてゆくことができなくなりました。

しかし映画の中にこんな台詞もありました。
「やれることはたくさんある」と。

加担していることがないとは言い切れません。
自分の意思や意図とは関係なく。
だから逆に、できることをやろう。
そう思いました。

基本かもしれませんが、
繰り返し気づいて、なにか少し、
ほんのちっぽけなことでいいから、
ちょっとの気持ちでも良いから。

最後の曲が桑田さんでした。
この曲は知らない曲ですが、
私の中ではサザンオールスターズの
「Just a Little Bit」
がながれていました。

【いもたつLife】

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幸の実園の芋掘り

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応援がたくさん来ているわけではありません。
パートナー農家の幸の実園の芋掘りです。

幸の実園は障害者施設ですから、
障害者の就労の場も作っています。

この施設は先進的なので、他にも様々な工夫をしています。
近隣の家庭から廃油を集めて再製し、
トラクターの油として活用しています。
音と、においが軽油だけとは違うので、わかります。

こういった障害者施設も、補助金が年々減っているそうです。
障害者といっても個人差はありますが、
農作業を充分にやれる人もいます。
パートナーとして、お互いに良い関係をこれからも
築いて行きたいです。

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【芋日記】

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20世紀少年

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ただただ観てるのが楽しくて観ていました。

自分の子供の頃を思い出すかのように、
全く同じような思考で、同じようなことをやっていました。
当時の自分たちの8mmビデオ(を撮っていたら)を
観ている気分でした。
懐かしくて、ありがとう!という感じです。

しかし、どうして大人たちと子供たちが、
あんなにそっくりなのでしょう。
だから余計にリアルで。

上映中、バカなくらい素直だったと想います。
脚本に誘導されるがままに、ハラハラドキドキもしました。

自分もこんなに素直にまだなれるんだ。
今、これを書きながらそう思っています。

【いもたつLife】

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芋堀り応援第一弾

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農作業の中で人手がいるのが、
植える時と収穫の時です。

一般に収穫体験、特に芋掘りというと楽しいのですが、
芋掘り応援となると話は違ってきます。

掘るのはトラクターですが、その後、
つると芋を切り離し、芋を選別しながら、袋へ入れて行きます。
ひたすら、ひたすら。

入れ終わると、トラックに積んで保管場所へ。
そして、降ろします。
終わるまで、ひたすら、ひたすら。

しかし、その後のビール(酒ももちろん)やご飯がおいしいし、
なんてったって、この芋がほしいもになります。

【芋日記】

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タクシー・ドライバー

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映像と音楽とストーリーの絡みに圧倒されます。

ストーリーはニューヨークの影の印象どおりです。
しかし、今ではそんなにめずらしくない都会の影の様子です。
この映画は大きな影響を与えたようですが、
よくできた映画は先進的なのでしょう。

この作品が世に現れて30年以上が経ちます。
多くの事件が思い起こされますが、
その原因のひとつとして、こういう主人公の精神があることを感じます。

1976にこの映画が公開されていたことに、
ショックを覚えました。

【いもたつLife】

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検証

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いち早く芋掘りをした畑で
今年の芋の出来具合を確認しています。

さつま芋というと、食料不足のときに重宝な農産物と
よく言われます。
収穫量が多く、肥えていない土地でも大丈夫、日照りにも強い。
その通りです。

しかし、おいしさを追求すると、
それらの条件に制約を加えなければなりません。

ほしいも用の場合に第一に挙げたいのが、
雨です。
さつま芋の水分量が多い方が、ほしいもにしておいしくなります。

今年はお盆明けから、嫌になるほど雨がありました。
掘ったさつま芋を見ると、つる切れが良く、
雨が多かった年の特徴がでていました。
また、多雨の割りに育っている感じです。

【芋日記】

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ソルゴ狩り、ソルゴ試しの終了

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つる狩り機を引っ張りだしました。
8馬力あるので強力です。
今までは刈払機を使っていましたからだいぶ違います。

ここ4ヶ月、ソルゴに対して色々と試し、経験を積みました。
やってみて初めての体験も多く、失敗もありました。

来年ソルゴかはわかりませんが、同じような栽培を試します。
すぐには確立なんてできませんが、
この体験はこのさつま芋栽培だけではなく
ほんの少しですが、知恵の一部になるでしょう。

経験値を積むって紙を一枚一枚重ねるようなもの。
と改めて感じました。

【芋日記】

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キャセロール

さかのぼること四半世紀。
若気の至りといいますか、粋がっていて、
高級フランス料理の味なんてわからないくせに
(今でもわかりませんが)
食べ歩いていた時期がありました。

そんな頃このレストランに出会いました。
当時も今でも間違いなく本物です。

久しぶりに来ましたが、今回も感動しました。

オマールエビ水槽から出たばかり
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オマールエビできあがり
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メインは鴨です。
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【いもたつLife】

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19by鶴の里

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秋あがり、冷やおろしとは、
冬に仕込んだ酒がひと夏を過ぎ、秋に蔵出しすることです。

仕込まれてから半年以上が経ち、
新酒から熟成された味わいを楽しもう。
という感じで、多くの蔵元が秋のイベント的に出荷しています。

鶴の里もひと夏過ぎただけで、秋出荷ですから、
秋あがり、冷やおろし的な酒です。
しかし、菊姫はそうは言いません。
たまたま、同じスタイルになったからです。
たまたま、鶴の里だけが、冬仕込みの秋出荷なだけです。

秋あがり、冷やおろしと敢えて言わない。
それとは違う独自路線も強調しない。
その辺りも菊姫の魅力です。

さて、今年の鶴の里の出来です。
「強いけど飲めちゃう」
「とってもおいしいけど挑戦的」
今までの鶴の里も高貴だけど破天荒でしたが、
今年は破天荒ぶりが押している感じです。

【酒呑みのひとりごと】

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袋田の滝の上の滝

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一年の半分近くを茨城で過ごすくせに、
超有名な茨城県観光スポットに初めて行きました。
噂に違わず素晴らしさ。滝愛好家なので感動しました。
ただ、滝に着くまでが。

ここからはたわ言です。
もし、川原や遊歩道を進んでこの滝が現れたらと想うとです。
音がだんだん大きくなり、
水しぶきが見えてきて、心が高まります。

特にこの滝は、滝つぼから直角に水が流れています。
突然の出会いになります。
どれだけ感動があるでしょうか?
それに、たどり着くまでかなり登らなければなりません。

トンネルにエレベーターで誰もが見れることを悪いとは言いませんが。

滝の帰り路に、もうひとつの滝の案内がありました。
延々と階段を垂直登攀です。
(473段ありました)
袋田の滝の上流にその滝はありました。

当然、袋田の滝の方が断然上のスケールです。
しかし、ちょっと大変な思いをして観たことに、
来る途中3人の人にしか出会わなかったことに、
この滝を観た嬉しさがありました。

人間(私?)は天邪鬼ですから。

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【いもたつLife】

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