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欲望という名の電車

自分の意志で生きてゆくことは難題です。
二人の姉妹と親友の二人の男のうち姉(ヴィヴィアン・リー)だけは
そうじゃないことに気づいています。(すべてではないけれど)
しかし、どうしようもできないことに苛立ち、恐怖を感じ、安息を求めるために、
偽りの人生を送ります。
最後に妹が2階ではなく、3階へと駆け上がります。
彼女だけは、気づきと行動が変わるかもしれません。
重い映画でした。でも良い映画でした。
4人とも弱い人間でした。
弱いから流されそれに合わせ変わります。
それは人間の生きる力でもあります。
しかし、それが意志とは違うから悲しいことになります。
4人ともに熱演を感じました。特にヴィヴィアン・リーは凄かった!
哀愁しか知らなかったので驚きでした。
君も出世ができる

ミュージカルとして、とても良い出来栄えだし、
コメディとして、楽しめました。
世界に伍するミュージカルを作るぞ。
という意気込みが伝わってきます。
内容は“時代が詰まって”います。
昭和30年代の終盤がくみとれます。
私の少年時代はアメリカに憧れる雰囲気がありました。
この映画もそれがうかがえます。
しかし、日本独自のものも捨てたもんじゃない!メッセージも、
この映画には含まれています。
そこがとても気に入りました。
殺意の瞬間

中年男と別れた妻の忘れ形見の血のつながらない娘
微妙な関係です。
かわいくて(美しくて)、なついてくれたら、そして、
つくして(愛して)くれたら、本気になってしまうのでしょうか?
男は馬鹿です。ありえないことをありえると錯覚してしまう。
そんな展開ですが、ここまでは前座です。
わかれた妻の娘(今の妻)は、やってはいけない行動に動き始めます。
こんな非情な人間性は母(わかれた妻)によって作られたのでしょう。
まるでサイボーグです。凶器の心を身につけています。
しかし、人間らしさも残っています。
娘(ダニエル・ドロルム)がそれを表現する表情は見事です。
主人公、これがとてもかっこいい、ジャン・ギャバンも名演です。
望郷から約20年後のジャン・ギャバンを観ましたが、
名優と言われるのが頷けます。
このあたりのフランス映画をもっと堪能しようと思いました。
オリジナルほしいも3
タツマならではのほしいも
タツマにしかないほしいも
を詰め合わせた「オリジナルほしいも」
今月末に販売予定です。
今日もその話題です。
通常の平ほしいもの1.5倍以上の厚さにスライスした厚切り
名づけて「大判」
仕上がりも普通の平ほしいもの2倍かかります。
大学の若大将

国も生き物のようです。
若い日本が溢れていました。
今は老いていることがわかります。
時代の流れはそれを繰り返すのでしょう。
現代の方が生活水準は格段に豊かになっているのに。
この映画当時は今のような豊かさを求めていたのに。
この頃の方が希望があります。
生活レベルを下げて(戻して)暮らすことは出来ませんから、
今の方が過ごしやすいに決まっています。
結果がわかっているから懐かしく思うのかもしれません。
けれどこの勢いは羨ましいです。
大学が舞台ですが、私達年代の大学のイメージそして過ごし方は、
この時にすでに出来上がっていたのもわかりました。
この路線の上を何も考えずに、生きていたのもわかりました。
オリジナルほしいも2
オリジナルほしいもには、
紫芋ほしいもも詰め合わせの予定です。
そこらじゅう まっ紫になりました。
安納芋のオレンジとの対比が鮮やかです。
まだまだタツマならではの
オリジナルのほしいもを販売に向けて作ります。
オリジナルほしいも1
今月下旬に発売を予定している商品
「オリジナルほしいも」は、
タツマならではのほしいもを詰め合わせます。
その中のひとつが
「安納芋ほしいも」です。
安納芋は肉質がもろく、繊維質があるので、
ほしいもに加工しにくい品種のさつま芋です。
皮むき、スライス、ひろげ、が やりづらいこと。
悪戦苦闘で製造中です。
ジャンケン娘

私より2世代位前のアイドル3人娘です。
3人それぞれの個性があり、人気があったのも頷けます。
3人とも同じ年というのも初めて知りましたし、
3人揃っているのをみるのも初めてでした。
小学校の頃、お気に入りのアイドルがいて、
日曜日になると出演するテレビ番組をくまなく探して見た覚えがあります。
この映画の時代は、まだテレビではなく、雑誌でしか身近に触れることが
なかったでしょうから、きっとこの映画はたくさんのファンの待望の元で
つくられたのでしょう。
3人の個性を引き出すミュージカル風の演出も良く、
ストーリーもそれなりに出来ていて楽しめました。
この時代に思春期を生きていたら、この中の誰を追っかけてたかな?
一世風靡しただけあって、3人とも可愛く魅力的でした。
エノケンの頑張り戦術

シーンが切り替わると予想もしない設定が待っています。
“こう来たか!”思わず手を叩き笑ってしまいます。
最初から最後までテンポ良く、その中にストーリーを入れ込んであります。
笑って過ごせる映画なのですが、
エノケンが家族を思い、少々泣かせる場面もあります。
防弾チョッキのメーカーの社員という設定が、
いかにも1939年の映画という感じを強く受けました。
干し場の崩壊
昨日未明からの大荒れの天気で、
干し場に大ダメージを受けました。
ビニールハウス2棟が無残にも・・・。
干してあった干し芋が少なくて幸いです。
干し場一杯だったらと考えると、ぞっとします。
いつも天気予報は気にしているのですが、
ついつい甘くみてしまいます。
それと、自然の恐怖も甘くみています。
バスも電車も仕事も学校の授業も、
何からなにまで時刻どおりきちっとなんて、
実は自然が静かな条件下なんですよね。

