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ブログ 今日のいもたつ

干し場の雪

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ハウスから落ちた雪がどうしても根雪になってしまうので、
雪が降ると干し芋の乾きが悪くなります。
今シーズンは干し芋作りに恵まれた天候が続いていましたが、
ここに来て様変わりです。
今日で有機干し芋の蒸かしは終了ですが、
これらが乾く予定がなかなか立たなくなりました。

【芋日記】

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炎上 1958日 市川昆

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ラストの炎上が見事です。
ここに主人公の心が現れています。
そこまで淡々としたシーンばかりでしたから際立ちます。

吃音の主人公は市川雷蔵、彼を代弁するのが、仲代達也。
二人の表現がこの映画の主旨であり、
原作の匂いなのでしょう。
世の中の矛盾に対しての嫌悪感。
だれもが鬱陶しいと思いながら流されて行くことへの、
怒りを感じます。

三島由紀夫が生きていた時代、
まだ近い過去です。
彼はヒーローでもありました。
その時代は近いのに今とは全く違うことに何故かと、
考えが空回りする鑑賞後でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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早掘りのサツマイモ

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紅高系は今から苗を作り、早くて出荷は7月末からです。
お盆に間に合わせるのが目標です。
種芋を植える苗床の準備が始まってました。
例年だと干し芋作りと並行ですが、
今シーズンは干し芋が早く終了したので、
片付けしながら紅高系の農作業です。

【芋日記】

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今年も元気です。

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イメージでは、私の半分位の身長のミズエさんです。
たった一人でサツマイモ掘りから干し芋作りまでやってしまいます。
今年も無事終了しました。
お疲れ様でした。

【芋日記】

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市雄さんの四切り

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人気があるので今年も中々手に入りません。
仕上がるまであと数日ですが、かなり照りが出てきています。
やっぱり市雄さんの四切りは絶品です。
毎年楽しみにしているお客さんもいるので、
何とか分けてもらわなければ。

【芋日記】

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落し物

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早々に干し芋作りが終わった農家の落し物に違いありません。
干し芋の片付けは結構手間取るので、
畑の準備になっているということは、
かなり早く干し芋作りが終了しています。
今シーズンの象徴ですね。

【芋日記】

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甑倒しではありませんが

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薪ふかしの信義さんも今シーズンの蒸かしが無事終了です。
釜が塞がれ、釜が倒されていました。
この釜の下の薪で今年も体を温めてもらいました。
あの芯から温まる火と、薪が燃える香りは、
また今年の12月です。

【芋日記】

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差し入れ

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酒呑みだと言うことがバレている干し芋農家からの
差し入れは、おかづにもおつまみにもなる差し入れでした。
この農家からはダイレクトにお酒をもらうこともあります。
そして行く度に色々頂きます。
お礼しなくちゃ。

【芋日記】

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原料芋の洗い方

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有機干し芋の作業場では、選別機付きの芋洗い機があります。
機械プラス高圧洗浄機です。

この農家は、それがないので、
選別した原料芋を耐熱コンテナに入れて、
その後洗います。
プールに入れるのが一番綺麗になるので、
プール、高圧洗浄機、細かいところを水洗いの順序です。

大きい干し芋農家になると、
プールの段階から全自動というところもあります。
この段階で原料芋を綺麗にしておくと、
最後まで、綺麗な状態に仕上がります。

【芋日記】

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あの日、欲望の大地で 2008米 ギジェルモ・アリアガ

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自分を許せないまま生き抜く日々。
複雑なヒロインの心情を、
物語としてつながらないカットが表現します。
そしてそれがつながると・・・。

生きていてはいけない自分の原因は母、でも、
自分が罪を犯した。そのうえ、愛してはいけない男も愛してしまった。
母を恨み、けれど許しを得たかった。

映画の造り方も上手いのですが、
罪とその動機。偶然。
平均台のようなすぐに落ちそうな上を誰もが渡っているのが、
生きることだということを強く感じます。

ラストが予定調和的なところをどうとらえるかですが、
ラストに至るまでに、
問題は全てこちらに預けられています。
私の中にもある、自分を許せないことを、
この映画は説いて許しを得る勇気を与えてくれています。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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