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続 いよいよ新酒 にごり
今日は試飲“が”ある。
とおおいばりで菊姫のにごりを持ち帰り。
“が”がつく時は、「いつも以上に呑むのでしょ」
と言われますが、
試飲の大儀はゆるぎなく、心おきなく堪能です。
(毎晩心おきなくですが)
酒と酒粕に分ける前の醪(もろみ)をそのまま練りひいたのが、
にごり酒です。
毎年、元旦のお屠蘇としているのですが、
元旦前に呑んでしまうのも恒例になっています。
甘い風味が心地良く、呑むと、とろっとした感触と
ふっくらした甘味があり、呑み終わった後は、すっきりした後味。
今日は二日酔いです。
剣豪ランスロット
意外な結末でした。
しかしよく考えると遠距離恋愛が難しいのと
変わらないのかも。
しかし、彼女は尼を選びました。
遠距離恋愛とは違います。
それなのに、愛を捨てたのは何故なのか?
王妃ですから、私にはその気持ちや立場はわかりません。
ただ、人にとって環境がいかに影響を与えるかは、
結末が語っていました。
回りの環境を、なりたい自分にする環境にいかに整えるか。
生きるコツです。
あるこころみ
長~い間しまいこんでいた、着物をひっぱりだし、
着てみると、落語の若旦那(遊びほうけているほうの)の
ようになりました。
お正月のあいさつ用に写真撮り。
もしよろしければ、お正月にお会いしましょう。
小麦1
どこまでも上がり続けると思いこんでいた、
ガソリンの価格がだいぶ安くなっきています。
凡人は単純ですから、すぐに思いこみます。
それとおなじくして、穀物もどんどん高騰すると
凡人の私は考えていました。
その頃から今もですが、食べ物の信頼にも疑問符が多く
社会全体が食料に対して、あたりまえですが、
あたりまえのものを求めています。
そんな影響も受けて、せっかく畑があるのだから、
”ほしいも”というおやつだけではなく、
主食を作ってみよう!
とのことで、小麦を蒔いてみました。
芽がでたところです。
もちろん有機栽培で挑戦。
白菜・大根(と同じくほんの少し)につづき
どうなることやら。
雪の塩
怒られたというよりあきられました。
タツマは、ほしいも屋ですが米屋でもあります。
おいしいご飯とおいしい塩は、よだれものです。
そんなわけで、塩にもとっても関心があるので、
この塩はすごい!という塩を探しています。
その過程で紹介されて取り寄せたのが、
「雪の塩」です。
勇んで家に持ち帰り、家内にみせて説明すると・・・、
「家で使っている塩知らなかったの」(驚かれました)
たまに家で夕食(=晩酌)をひとりで過ごすとき。
自分の箸などの場所がわからなくて困るのですが、
まったくもって、家庭生活の落ちこぼれが今回も露呈です。
う~ん。開き直るしかないですね。
せめて家内より先にやすらかにならなければ。
地ビール よなよなエール
先月のお土産を楽しみにとっておいて、
今日はビールを味わう体調だ。
ということで、呑みました。
日本の地ビールもおいしいのが多くなってきている。
というか、本格的(私個人の独断ですが)なビールが増えて
嬉しいというような象徴のビールです。
ドイツのボックビールのような感じです。
フルーティで甘く、ほろ苦く、
味わいが複雑なのですが、それも控えめに主張。
ぐいっと飲んで旨い!と大きい声が出るビールではなく、
口に含んで味わいながら「おいしい」とささやくビールです。
いよいよ新酒、山廃純米生原酒
悲しいことに、わくわくどきどきすることが、
少なくなってきます、年をおうごとに。
けれども一年の楽しみの、私的わくわく行事が、
菊姫の「新酒の山廃純米生原酒」のひとくちめ です。
農産物はその年の特徴を現します。
ほしいももお米も、そして菊姫も。
今年の「新酒の山廃純米生原酒(しかも無濾過です)」は、
予想以上の変わりものでした。
日本酒ではない!それが第一印象です。
シャンパンのようなカクテルのような全体像です。
旨み=甘味も含めた が強く、酸味が“えっ!”というほどあり、
多分どっちの味もそれ単体では呑めないくらいのレベルです。
しかし、強さと強さががっぷり四つ。
こうなると、「菊姫山廃純米生原酒無濾過」の「新酒」が、
日本酒とは違う新ジャンルを作っても不思議ないです。
お好み焼き屋
気がついてみれば、もう数十年この手の店にくることは
ありませんでした。
お好み焼きにするか、モダン焼きにするか、
焼きそばにするか、もんじゃ(食べたことないけど)にするか
まず悩みます。
その後というか最初からお好み焼きに決めていましたが、
何のお好み焼きにするか。
ブタ、イカ、エビ、ガーリック、ミックス、もち、チーズetc
盛りだくさんだから、迷います。
人間、楽しいことやさほど考えなくて良いくらいの、
程よい悩みや思慮、迷いは、
きっと心地良いのでしょう。
小学生のころ、お好み焼き屋さんに行くことが
とても楽しみでした。
こんなことは考えずに、
もっと純粋にお好み焼きを楽しんでいたことを
ほんの1/5位だけですが、思い出しました。
パラダイス・キャニオン
ジョン・ウェインがスターになる前の映画ですが、
この頃年間何本の映画を撮っていたかを調べてみました。
(正確かはご勘弁を)
この映画は1935年ですが、この年は9本。
年代順にこの周辺を並べます。
33年12本、34年7本、35年9本、36年7本・・・です。
有名な「駅馬車」は1937年ですが、それ以前でも結構な本数が
撮られています。
“西部劇はアメリカの時代劇説”を持っているのですが、
需要があったことを示す指標のひとつかと思います。
話は変わります。
ほしいもは、晴れた日の午後から夕方にかけて取り込まれます。
高齢のほしいも農家が増えてきて、
夕方前には仕事を終える農家がいます。
ほしいもを取りに夕方4時過ぎに行くと、
水戸黄門を見ている農家が少なくありません。
ジョン・ウェインの映画も
何度も何度も再放送されているのかな?
夕方のほしいも農家とこの映画をみて、
(=この映画は53分だったので特に)
そんなことを考えてちょっと微笑みました。
キング・ソロモン

1937年の作品です。
「70年以上前に作られたとは思えない」
なんて表現はありふれていますが、その通りです。
逆に言うと、映画が誕生して100年余りですから、
1937年は既に今から映画史を追うと1/3の地点です。
それを考えると、これ位の進歩はあっても“不思議ではない”
とも思えます。
現在のアドベンチャー映画のエッセンスが詰まっている古典です。
古典にふれるのは大切だとしみじみ思います。
(映画だとわかるのですが・・・)
名作にふれると、
当時の「今度はこういうやつを作るぞ!」
という意気込みが感じられます。
映画もタイムカプセルのひとつですね。

