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ブログ 今日のいもたつ

“常陸秋そば”の新蕎麦

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タツマがお米を扱いはじめてからの
お客様の蕎麦屋さんから頂いた蕎麦です。

青みがかった蕎麦は茹でる前から
蕎麦の良い香りが漂います。
そして出来立てを食べると蕎麦の甘みが
口中に広がりました。
一緒に頂いたそばつゆがまた蕎麦の旨さを引き立ててくれます。

実はこの蕎麦はタツマのお米の主力産地の
茨城県常陸太田市の隣の町の
金砂郷町の蕎麦です。
全国的にも有名な産地です。

隣同士で特産品が異なります。
「お米は常陸太田」「蕎麦は金砂郷」です。
農産物はその産地の特産物ですね。

【米探訪記】

日時: |

山廃純米生原酒 今年の新酒

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一年で一番楽しみにしている日です。
子供の頃で言えば、お正月を待つようなもの
お年玉をもらうのを楽しみにしていた頃のように
ワクワクして待っています。

「じゃじゃ馬」とか「暴れ馬」という酒ですが、
今年は・・・。

意外におとなしい感じ。
決して「暴れ馬」ではないということではなく、
「じゃじゃ馬」が潜んでいるという感じです。

酸味が抑え気味と
甘みが強いせいのようです。

昨年度の呑切生原酒と比べてみると、
1年熟成させた呑切の方が断然
落ち着いていました。

【酒呑みのひとりごと】

日時: |

郵便配達は二度ベルを鳴らす 1946米 テイ・ガーネット

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性善説だと信じているから、
性悪説の顔が出ないようにする。
とても大事だと自らに言い聞かせています。

旦那を殺害した不倫の二人は、その両方の顔をみせます。
悪だけの人間だけでは、生きられないからです。

殺人者を弁護するわけではないし、
世におこるひどい事件に憤りを感じるし、
それに対して甘い刑の判決だと思うこともあります。

映画の中では、殺人を含めたひどい行為や考え感情を、
人間の観点から見れます。

二人は、犯罪によって死に急いだようです。
だから、性悪説の顔が出ないようにするってとても大事です。
それは何も殺人という、強調された行動だけでなく、
日常の生きたい道にゆく道しるべをつくるために。

【いもたつLife】

日時: |

ハンコック 2008米 ピーター・バーグ

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見方を変えて面白くなる映画は結構ありますが、
この映画はその典型、ただし、自分にとってだけかもしれませんが。

表面的なドタバタは好きにはなれませんが、
ハンコックがなぜドタバタをやるのか、
人が持ってはいけない能力、あこがれる力を持つとどうなるか。

周辺の人たちの心理も交えて、画面を見ながら、
キャストたちの無意識を探りました。
探るというより「なるほどなぁ~」という気楽な鑑賞でしたが。
でも面白い映画でした。

【いもたつLife】

日時: |

太白芋

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太白芋
お客様から“太白”という品種のさつま芋を、
干し芋にして欲しいと頼まれて、試しに四つ蒸かしてみました。
皮をむいた感じは“玉豊”に近いさつま芋でした。

試し蒸かしの感触では、太白芋のでんぷんは、
干し芋にはあまり合っていないようです。
しかし、時間を置くと熟成してきますから、
もう少し経ったらまた蒸かしてみようと思っています。

ちなみに、一緒に並んでいるのは、玉乙女です。

【芋日記】

日時: |

丸干し芋干し場

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丸干し芋は3週間以上、干し上がるまでに一ヶ月かかることもあります。
その間、干し場は丸干し芋が干しっぱなしになってしまうので、
平干し芋とは別の干し場を作りました。

ありあわせのものを使って骨組みを組み、
鳥よけと雨よけを備えた全天候型にできました。
手前味噌ですが、
なかなかの出来栄えに仕上がったと思っています。

【芋日記】

日時: |

スダレも準備OK

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ほしいも作りは、春から8ヶ月間あまり間隔が空きますので、
寝かしてあった七つ道具を倉から引っ張り出します。
その中で一番大きな道具が簾(スダレ)です。

なにしろ枚数が多いので、しまうのも出すのも大変です。
一枚ずつ洗い、干し場に並べて行きます。
この簾が干し場に出揃うといよいよ準備完了です。

【芋日記】

日時: |

十二人の怒れる男 1957米 シドニー・ルメット

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なんて偉大な国なんでしょうか、あの頃のアメリカは。
12人の陪審員たちは、人間らしく落ち度も一杯ありますが、
誇りを感じています。それは時に怠惰や偏見を伴っていますが、
“それもあり”で人を裁くことの権利と義務を負っています。

自分の主張は生きてきたそのものが込められます。
もろにその人なりがでます。
人を裁くのは自分も裁かれる環境におくことなのかもしれません。

正義だけではなく命の尊さをも、密室の12人の主張だけで表現している
素晴らしい作品でした。

【いもたつLife】

日時: |

愛のアルバム 1941米 ジョージ・スティーヴンス

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終わりが来ることを見ようとしないで過すのは
人の性でしょうか。

後になってわかるけど、改めることはもうできません。
そんな日々は私の日常でもあります。
普段は何も起こらないから、終わりを考えません。

映画は希望を見せますが、
そんなことは案外少ないものです。

夫婦仲なんて良ければ良いほど最後はつらいのかもしれません。
でもこの考えは変です。
仲が良いほど最後まで笑っていられるのですから。

ストーリーの転回点で関東大震災(たぶん)が挿入されています。
そのころの日本の暮らしも少しですが描かれています。
この映画の製作時期は日米はかなりの緊張関係だったはずです。
日本の姿を当時映すことができるのは、
アメリカらしくもあり、当時のアメリカの余裕も感じるひとコマでした。

【いもたつLife】

日時: |

今年の ほしいも 試し蒸かし

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温かい日が続き、ほしいも 作りがなかなかスタートできません。
ほんの少し、試しに蒸かしてみました。

さつま芋のでんぷんがこの時季にしては
早くから糖になっていて、今年の ほしいも の
できの良さが伺えます。

遠くでは台風が発生しているというニュースも届き、
それも懸念材料です。
本格的な冬はもう少し先、
本格的な ほしいも作りももう少し先です。

【芋日記】

日時: |