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雨月物語 1953日 溝口健二

いくつか鑑賞した溝口作品の中の田中絹代さんの中で、
この作品が一番素晴らしかったです。
もちろんこの映画が評価されている美術的なところ
(映像も音楽も凄かった)や、物語の面白さや、
京マチ子さんをはじめとする他の俳優たちの演技も良かった
のですが、何より印象的だったのが田中絹代でした。
みすゞ 2001日 五十嵐匠

金子みすゞという人を、生き方を、どうして生きてきたかを、
を語るために、極力説明を省いています。
半生を映画にしていますが、半生を描きながら、
金子みすゞを観ている者の横に添わせている感じです。
予備知識があった方がその世界を味わえるとも思えますが、
なくても、この天才詩人がいたことをわからせてくれます。
夜空には星がたくさんありますが、
この人の詩は、その星のひとつひとつのような気がしました。
宇宙からのメッセージかもしれません。
天翔るる龍 山村竜也

史料を中心に坂本龍馬の生涯が書かれています。
俯瞰しながらも、時に主観的に龍馬の気持ちを代弁します。
史実から話が進むので、
残された記録から記録までの間の龍馬の行動を、
考えを、他の志士たちと何があったのかを、
想像し想わずにはいられません。
大きな変化の時代には、
ふさわしい役者が揃います。
その役者をプロデュースした坂本龍馬は、天性の才覚だけでなく、
時代を演出する役割にこれ以上ない喜びがあったのでしょう。
ブーベの恋人 1963伊 ルイジ・コメンチーニ

マーラ(クラウディア・カルディナーレ)が
少女からまだ大人になりきれないところから、
精神的に大人になり自負心までも身に付けます。
ラストの元恋人との出会いで、
映画を観終わった後までその余韻に浸せてくれました。
少しずつの変化、わがままで可愛い何も知らないマーラ、
裁判では発言すら出来なかったマーラが、その表情やもっと言えば、
背後の雰囲気まで最初と最後では違う女性になっています。
間違いなくクラウディア・カルディナーレの代表作です。
赤と黒 1954仏 クロード・オータン・ララ

舞台は19世紀初頭のフランス、貴族社会です。
原作の刊行は180年前です。
200年前は感覚としてそんなに遠い過去と思えません。
50年前は、高度成長期、
100年前は、第一次大戦前夜、
150年前は、明治維新や南北戦争を思い浮かべます。
だから人々の意識がかわるのはとても早いことが、
今からこの映画の世界を見るとわかります。
もちろん意識下ではこの頃とかわらないこともありますが。
映画はやっぱりジェラール・フィリップです。
きっとたくさんの役者がジュリヤンを演じているのでしょうけれど、
この作品は、ジェラール・フィリップの「赤と黒」です。
ちょっとかっこ良すぎるきらいがありますが。
冷徹に徹してきれなさは、彼の魅力でしょう。
貴族に蔑まされたときの雰囲気は、彼ならではの、
悲哀と狂気が感じられました。
噂の女 1954日 溝口健二

溝口監督の作品としては軽いタッチです。
しかし内容は濃いです。
母は京都のお茶屋兼女郎やを切り盛りしている逞しい女、
娘は実家の職のせいで失恋し自殺未遂、
東京から憎い実家に戻る所から物語は始まります。
母と娘の成長記です。
印象的だったのは、ラストに娘が京都の言葉を使い始めることです。
母役の田中絹代の演技はとても良く、言うことなしですが、
娘役の久我美子が遊女との接し方が徐々に変化して行くのが見事です。
最初の眼だけでの接し方から、途中の介抱のシーン、そしてラストと、
映画ではワンシーンですが、その奥に日常の時間があることを充分に伝えます。
他にも見所が多く、個人的には溝口監督は凄いと、
作品を鑑賞するたびに感じます。
セットやカメラワークも含めて。
余談ですが、
我が家に振り返って、親離れ子離れのありようも感じました。
ええじゃないか 1981日 今村昌平

幕末の江戸と変わり行く時代を、
“ええじゃないか騒動”を通して映しています。
コミカルな演出ですが、雰囲気が伝わります。
豪華なキャスト、壮大なラストと、
今村監督の当時の映画界における力も感じます。
(冒頭は「天井桟敷の人々」と重なります)
展開は速く、ストーリーの中の事件は、
各々で考えてね。という感覚で撮られているようです。
当時の武士と庶民の生き残り方・・・自分ならと考えます。
30年近い前の作品ですが、今の時代がタイムリーです。
当時の混乱、変わることを誰もが感じ始めた時に、何が起こるか?
ラストも含めて映画だから伝えられる雰囲気が、
今観るとシリアスに感じることができます。
妻は告白する 1961日 増村保造

愛する男に対する女のすさまじさが心を打ちます。
何故ああも人を愛することができるのか?
(それを表現した若尾文子はさすがです)
やっぱり出生にキーがありそうです。
物語では、そのあたりはほとんど触れていませんが、
この物語での女は、男が、愛してくれる男がいなければ、“もう”生きることが、
できなくなってしまっていました。
「たとえ3年に一度でも良いから合って」
希望がそこにしかないのです。
人の生き様は、自分ではわからない、気づいていない、
過去からの積み重ねが描かれているように感じました。
それと愛に対しての違いもメッセージも。
あれだけ人を愛せることが女にはできます。
それなのに男は・・・、
本当に鈍感または、エゴイストとして女の夫が登場します。
法廷劇としても面白みがありましたし、
増村監督の中でも代表作といえる作品なのではないでしょうか。
失はれた地平線 1937米 フランク・キャプラ

第二次大戦への警鐘も込められている映画です。
争いのない理想郷、シャングリ・ラが舞台です。
この映画の理想郷は、違和感がありました。
人間が不完全だから違和感を覚えるのか、
あまりにもバランスを欠いているからなのか。
今も昔も、人がつくりだした世界には、
争い犯罪もろもろ嫌なところがたくさんあるけど、
心に描く理想が現実になってもそれは、やっぱり不完全でしかない。
そんな世界感を感じました。
結局は、家庭の中で小さな小さな理想郷を自分でつくる。
これが人ができることだし、
これができれば幸せなのでしょう。
林家正蔵 独演会

落語好きと言ってもほとんど耳だけ。
今は亡き名人のCDを聞いていて、
現役を生で観るのは立川流。
とかなり偏っています。
正統派?というかは解かりませんが、
立川流以外の現役の有名な方はほぼ初めてでした。
大きなホールに満席でしたから、
正蔵師匠の人気に驚きつつ、
実力ある芸にその人気ぶりも納得でした。
師匠が二席、二つ目と前座がそれぞれ一席
3人とも上手でした。
でも3人でも独演会と言うのですね。

