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勝手にしやがれ 1959仏 ジャン・リュック・ゴダール
ゴダールの真意を、一度でそれを把握することはできませんでした。
(二度でもそれなりですが)
画期的です。
この映画を観ると、他の映画がわかるからです。
主人公ミシェルはどうしようもないけれど、
私の分身でもありました。
人は殺せないけど、過去にはミシェルのような自分がいました。
立ち居振る舞いもかっこいいとあの時の自分は言います。
でもそれもこの映画では断片です。
映画であって、映画を観ている気がしなくなります。
音楽にひたる瞬間だったり。犯罪=過去の悪いことをした瞬間だったり、
女をどうしようもなく抱きたい時だったり、愛している心を実感する時だったり、
受け手の感覚でしょうけれど。
跳ねるような躍動と、
「貴方ならどうする」も感じます。
今はそんな風に感じました。経験を重ねて時折観てふりかえる映画です。
クローネンブルグ1664
不覚にも初呑みです。
フランスNO.1ビールとのことですが、
飲んでいなかったビールです。
そういえば、フランスのビールを意識したことがなかった!
ワインに固執し過ぎだったと反省です。
ということでこのビール、
飲みやすいマイルドなビールです。
ただ、正統派を感じます。
万人受けですが、NO.1だからあたりまえかな。
あまり言いたくはないけど、
日本にはビールがほとんどないから、こういうビールはありがたく、
きっとフランスのどこでもこれが飲めるのでしょう。
だととしたら、安心です。価格も安いし。
基本がさりげなくあたりまえに置かれていることって良いですよね。
ワイン3本
久々にワインを呑んだので感想です。
グレイス・シャルドネ 2007
国産白ワインです。
さわやかで飲みやすく、適度な酸味と甘みがありました。
頻繁に購入するのに負担のかからない位の価格で、
この美味しさは特筆ものです。
シャトー・ド・フューザル 1994
フランスボルドーの白ワインです。
栓を開けただけで良い香りが立ち上ってきました。
琥珀色に色づいた様子は、菊姫の8BY本仕込み純米を思わせました。
また、このヴィンテージは、菊姫6BY大吟醸と同じですので、比べてしまいます。
フルーティな心を浮かせるような香りはワインに軍配。
味は好みによりでしょう。
ラ・グラン・リュ 1999
フランスブルゴーニュの赤ワインです。
このワインは刻々とその姿に変化があるのに驚きました。
渋みの中にたくさんの味が隠れているのですが、
時間と共に、その中の誰かが、代わる代わる静かに主張を始めます。
草取り参加0907
一応梅雨明け宣言はでましたが、まだのようで。
(日食も残念のところもあったようで)
曇り時折雨の天気は炎天下よりも、草取りには好条件でした。
梅雨が長いので、さつま芋の根付きが良いのは良いのですが、
雑草の根付きも良く、根を張っていました。
雨と気温はさつま芋と雑草のどちらが畑を制するかの競争です。
さつま芋の手助けをするのが除草です。
眠るパリ 1923仏 ルネ・クレール
時を止めるという映画が、1923年につくられていたことに驚きです。
それをエッフェル塔はじめ、パリの風景を描写しながら描く所が粋です。
自分たち以外の時が止まったら何をするか?
最初は戸惑い、不安になり、その後自由になり、悪が開放され、
その後また不安になり、最後は絶望でしょうか。
このストーリーはそこまでを追っていませんでしたが、
心はそこまで急ぎます。
サイレントの時代は、観る者にどこまでわからせるか、
わかってもらえば良いか、大事な前提だっただろうし、
それを知りたくもなります。
そして、この映画はどこまで語れるかにトライしたのではないでしょうか。
巴里の屋根の下 1930仏 ルネ・クレール
サイレント映画の中に最小限の台詞が入ります。
サイレントの名残りと、その良さを感じます。
そして、歌が心地よく残ります。
映画の題名どおり、80年前の庶民のパリを映しています。
けっして豊かではないけれど生き生きした生活や恋。
小悪人はいますが、人情があります。
楽しいときもありますが、
やっぱりさびしいときの方が多いことを感じさせますが、
次の日の朝は、
もう一度一からはじめるさ。
失うことは恐いけど、最初は何もなかったし、
振り出しに戻ることって人生では何回もあるさ。
そんな言葉が響きました。
アメリカの夜 1973仏 フランソワ・トリュフォー
映画製作の映画です。
トリュフォー自らが映画監督として出演しています。
過去の偉大な映画や映画監督、俳優に敬意を現わしています。
もっとたくさんの映画を観た後にもう一度みたい内容です。
映画の素晴らしさはもちろんですが、
仕事と人生という切っても切り離せないものを映画製作映画を通して、
トリュフォーの考えを語っています。
劇中劇での配役=俳優陣がひとくせある役で、トラブル続きで
(それがより効果ありでしたが)
ちょっとすると、深刻になるところを、スマートに展開してゆきます。
そういう点でも“すっ”と心に入ってくる作品でした。
リズムもよく、考えて考えて練り上げたこともわかります。
見ごたえありです。
にんじん 2003仏 リシャール・ボーランジェ
こういう母親のもとに生まれなくて良かったという位に残酷な母、
から独立してゆく、にんじんと呼ばれる10歳の少年の話です。
ラストでは、去ってゆく(寄宿学校に行く)にんじんに対して、
なぜか母親は泣き崩れます。
もう自分のわだかまりをぶつける相手がいなくなることを嘆いているのでしょうか。
それとも後悔でしょうか。八つ当たりに気づいたのでしょうか。
失って初めて、愛情に気づくとしたら、そんな愛情なんて有難くもなんともありません。
せめてこの母親が、自分の都合で子供を憎んでいたことだけは、
解った涙であって欲しいと思いました。
この子は深い傷を負っています。
新しい仲間と、すんなりとはうまくゆかないでしょう。
だけど自分が選んだ道だから大丈夫と、父親と同じ気持ちで送り出しました。
わらの男 1957伊 ピエトロ・ジェルミ
ごく普通の家庭がある男と、家は貧しいけれども婚約者もいる女、
二人は愛し合います。不倫ですね。
心が行きたい方へ進み、いずれ別れるのをわかりながらも、
二人が着いた場所には、空虚や寂しさがありました。
今までと、今の自分にあった空虚やむなしさを補うためだったのに、
それを確かめるかのようになってしまいました。
という感じを感じました。
女は求めてはいけないけれど、どうすることもできなく・・・。
男は良心が耐えられなくなると、楽になりたく妻を頼ります。
(結婚した女は妻にも母にもなります)
男の弱さや友情、家庭愛を「あなたはどうとらえますか」と
進行とともに少しずつ心に訴えてくる映画でした。
(小津安二郎を連想しました)
アリゲニー高原の暴動 1939米 ウィリアム・A・サイター
アメリカ独立前、開拓時代の西部劇です。
「駅馬車」のジョン・ウェインとクレア・トレバーが主演です。
ジョン・ウェイン側、軍隊側(悪役の商人が絡む)、インディアン側の三者が
物語を進めます。
当然ジョン・ウェイン側が正義の味方で、正義を貫いて苦難を超える、という
期待通りの展開で、みていて安心映画です。
そんな西部劇的な良さ以外での注目は、
法の遵守と当時の司法の有様の描き方です。
日本では(あくまでイメージどしての表現ですが)大岡越前が裁いていた時代です。
とてもアメリカ・イギリス的を教えてくれます。
あくまで法を守る姿勢とそれを真摯に受けてその期待に応える。
これが積み重ねられることを想わせるシーンです。
西部劇では、裁判のシーンがさりげなくでも現れることがよくあります。
西部劇は、アメリカの精神が入ってることをよく感じます。
この映画も主役二人もみものですが、そんなシーンを楽しむ映画でもありました。