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ジャガイモの実
ジャガイモは種芋で増えてゆきます。
花が実になって、種子で子孫を残すのではないのですが、
芋ができない危機になると、種を残そうとしているようです。
何故かというと、今回のジャガイモは枯れかけているから、
わかりました。
ジャガイモの品種によって、実をつけやすいものもあるそうですが。
それにしても、トマトそっくりです。
農薬使用が前提の栽培の野菜は多く、
このジャガイモ以外に、ソラマメやゴーヤがダメ、
小玉スイカも生き残りは3割。
農薬を使わないでの野菜栽培は、
まだまだ試行錯誤が続きます。
ちなみに下の写真は、食べられた「わけぎ」です。
伸びるてきたかなと思っていると、
いつしか食べられています。
鳥か?このあたりはキジが多いからあいつか?
周辺の雑草より当然おいしいから狙われるのでしょう。
地下室のメロディー 1963仏 アンリ・ヴェルヌイユ

ジャン・ギャバンとアラン・ドロンの共演のサスペンスです。
これだけで、この映画の様子が伝わります。
ジャンギャバンが刑務所からでてきて、アランドロンと会い、
犯罪が進められます。ラストの見事さまでの物語の面白さも映画の骨子ですが、
この二人の年齢による心理描写がもうひとつの見どころです。
最盛期を越えてもなお現役として挑戦する男、
これから最盛期を迎える男。
過去に経験した男とこれから経験する男、二人が共犯するこの事件で、
違う立場の思惑や考え忍耐や挑戦が描かれています。
その妙がラストにつながっています。
犯罪映画ですが、全体を通して人間味を感じる映画でもありました。
アイアン・ホース 1924米 ジョン・フォード

リンカーン大統領が提唱した、大陸横断鉄道ができる様を描いた
サイレント映画です。
難解な事業に対峙して開拓してゆくストーリーです。
難事業が、だんだんと建設されてゆく中で、
工夫たち、街と街の人々、利権に絡む人たち、(妨害するインディアン)
が変化してゆきます。
歴史を映すこの作品の価値を感じました。
1924年頃のアメリカ人にとって、これを確認し映画として残すことに
とても意義があったのではないかという感じがヒシヒシと伝わってくるようです。
そんな映画なのですが、時折織り交ぜる、
観客サービスのようなコメディはいかにもハリウッド的です。
また、随所に簡易な(安易なといっては失礼にあたる)
民事裁判のシーンがあります。
これも凄くアメリカ的で、司法のルーツをみるようでした。
紳士同盟 1960英 ベイジル・ディアデン

ほのかな温かさが作中ずっとただよっています。
サスペンスとしてドキドキがあるし、
コメディとして浮かれる気分になるし、
だけど基本が温かさです。
サイボーグ009ものと個人的に表現するのですが、
8人の退役軍人が主人公です。
個性的なのはもちろんですが、
ベテランの味がある演者ぞろいです。
脚本もしっかりしているし、
無駄なカットもなく、ストレートに進みました。
“紳士”がひとつのキーワードです。
ここから顧みると、1960年の日本とイギリスの差を感じずにはいられません。
ここからの日本の復興は目を見張るものがあります。
しかし、いつも感じるのですが、この映画でも、
イギリスは刻んだ歴史(ヨーロッパの他の国でも見受けられます)を貴んでいることが
感じられます。
日本の急激な発展に対して日本がおいてきたものがあることがわかります。
戦後が顕著なのですが。
明治時代もそうだという考えも否定はできません。
ただし、明治は江戸を下地にしています。
戦後は価値観が変わったのに対して、
明治維新は表現が変わっただけというのがつたない自論です。
戦後の経済の恩恵を、日本の価値に向ける余裕に使いたいと個人的には思っています。
夜 1961伊仏 ミケランジェロ・アントニオーニ

一組の夫婦が、幸せで恵まれていると誰もが思っている夫婦が、
共通の友人、死期が近い友人をお見舞いに行ったところから、
その夜そして、夜明けまでの二人を映しています。
二人の心を語るよりも写してゆきます。
(正確にはもう一人加えた三人、妻のジャンヌ・モローを中心に)
写しだされる映像は、比喩的な表現ですから、受け手次第なのですが、
この夫婦が過ごした日々の空虚、すれ違い、愛が枯れてゆく様は紛れもなく伝わります。
私としては、夫婦を築けなかったとしたら、お互いに非があると思うのですが、
どちらかが深く傷ついているとしたら、
そこに注目するべきです。そこに何か重要なものが隠れています。
ただ、夫婦の間だけの愛のことだけを語っているわけではないようです。
夜が明けた朝に、昨日から夜にかけての描写と夫婦になってからの、
妻の心が語られます。衝撃です。
映画は、人の愛を語り、終わりますが、
観ている一人として、二人はこの後も生きてゆかなければならないことを、
気にしてしまいます。
どうするのだろう?
少なからず自分にも似た生き方をしてきたからそれを感じるのでしょうけれど。
映像を観せられ続けてきたのですが、映像よりも重い感覚がずっと残る鑑賞後です。
やはり映像は比喩で、心に感じるものを植える意図がこの映画にあったように思います。
オールウェイズ 1989米 スティーブン・スピルバーグ

人は必ず死ぬのに、今日は死なないと信じています。
これがないと絶望ですが、これがあるから怠惰になります。
「I Love You」が言えるか?
一つのキーでした。この言葉が代表するように、
絶妙のタイミングでピッタリの言葉を言い逃す時って
とても多いです。
正義があり勇敢で精一杯生きた、
だけど遣り残したことがある男の映画です。
さわやかだけど、かげりを感じる映画です。
たとえば何かひとつのことを残すとします。
それは自分だけ、多くても配偶者や恋人にしか価値がないこと、
もちろん経済的価値は0です。
そんなことを無駄に感じることの愚かさを教えてくれました。
少なくとも、生きる時間を多く共有していた人とは、
お互いのためになることを示唆してくれました。
いよいよ草取り
さつま芋の苗が植え終わりました。
苗が伸びる時間もあるので、今年も約3週間かかりました。
畝(うね)を作り苗を植えるのですが、
畝を作る時に畑を耕運します。
その時に一度草も掘り起こししまいます。
そして苗を植えるのですが、この時から、苗も草も
「よういドン」で伸びてゆきます
最初に植えた畑は3週間前ですから、苗も伸びていれば、
草も同様に伸びています。
順番に草取りに畑を回ります。
依頼人 1994米 ジョエル・シューマーカー

映画になるような題材は、頻繁に起こることではなく、
特異な事象であることがほとんどです。
今回も当然特異なケースです。
この映画では司法ですが、それを含めて法というものは、
完全に機能させることはできません。
最大公約数を狙ってどこかで落ち着かせる(妥協)しかないのですが。
それを良しとは当然思っていませんが・・・。
ただ、その誰もが納得できない現実を逆手にとるのは許せません。
誠意というのが、根底にあるのが基本中の基本です。
欲と嫉み、それと悪をなんとも思わない、
その犠牲に陥らせないストーリーは快心でした。
この少年家族のような犠牲者にはなりたくないけれど、
生きている限り何が起こるかわかりません。
それとは逆に、加害者には、なろうとしなければならないでいられます。
それを強く感じました。
お早う 1959日 小津安二郎

小津監督がどこまで先見性があったのか、偶然か、
後世に残すための映画でした。
この時代を見事に納めています。
時代観とは関係なく普遍のテーマももちろん謳っています。
主人公の兄弟が的を獲ていて、的を獲ていない台詞を言います。
「オハヨウ、コンニチワ、イイオテンキデ・・・」
「こんなの意味ないじゃん、大人も無駄なこと言っているよ」
ここがこの映画のひとつのキーです。
この前段階で、「This is a Dog・・・etc」
も子供の台詞です。
子供にとってはどちらも同じが言い分ですが、
この無駄が大事なことを、鑑賞する誰もが体験している、
心は納得するがドラマはない組み立てで、感じさせてくれます。
それら以外にも、落語のフレーズがあったり、
おならが一貫した脇役だったり、
タンマがあったりと、
小津作品の中でも盛りたくさんの内容でした。
楽しみながらも改めて映画の力を感じました。
エビスビール 超長期熟成
国産ビールでは最も好きなビールが、
エビスブランドです。
ここのところ色々なバリエーションをリリースしているので嬉しい限りです。
これは長期熟成が謳い文句ですが、
それほど熟成は感じられませんが、
まろやかさは確かにあります。
コクも旨味も継承されていますので、エビスらしい味わいは堪能できます。
そして、アルコール度数が高めで醸造されていますので、
レギュラーのエビスとはまた違った味わいも楽しめます。
最近めっきりビールを飲まなくなってきましたが、
夏はビールですし、エビスの新銘柄は気になります。
夏前に味わってこの夏のビール三昧を想うのも楽しいものです。

